MicroTesterは、マイクロビーム(カンチレバー)でサンプルを圧縮し、前方にあるカメラでその変位を捉え、様々なアウトプットから、サンプルの強度を測定できる装置です。
しかし、設定を変えることにより、収縮力の測定も可能です。ここではその方法を紹介します。
測定動画
収縮力測定 設定方法
基本的な設定では下記のサイクル(Load、Hold、Recover)で負荷をかけますが、収縮力測定では、Load、Recoverを短くし、Holdを長く設定します。
下の動画は、200µm径のiPS心筋細胞チューブを0.4㎜径のビーム(カンチレバー)で測定している画像を前方のカメラで記録したものです。HoldのPhaseでビームが固定されている間、サンプルの収縮によりビームは上に押し返され、その間に右のようなデータが取れます。
CellFiber社提供
https://cellfiber.jp/
動画
クライアントレビュー
ジャスティン・リュー博士 - Justin Liu, PHD Candidate
カリフォルニア大学サンディエゴ校 - Shaochen Chen Lab, University of California San Diego
組織工学アプリケーションのためのソフトハイドロゲルのマイクロ/ナノスケールの3Dプリントに焦点を当てています。MicroTester は、他の方法では正確に測定することが難しいサンプルを、正確に測定することができるユニークな装置です。提供されるソフトウェアは使いやすく、ラボの多様なニーズに柔軟に対応します。
レアンダ・バプティスタ教授 - Prof. Leandra S. Baptista
リオデジャネイロ大学 - Federal University of Rio de Janeiro
Delivery of Human Adipose Stem Cells Spheroids into Lockyballs.
MicroTester は、多機能な光学システムと、機械特性試験により、細胞スフェロイドの測定を可能にするユニークな装置です。また、CellScaleのカスタマーサポートにも大変満足しています。
仕様
LT モデル
G2 モデル