エタルーマ Lumascopes蛍光顕微鏡は、従来の高価な顕微鏡に匹敵する高解像度での観察を実現したコンパクトな倒立型蛍光顕微鏡です。
LED光源とCMOSセンサーを高度な光学技術で顕微鏡に応用し、理論上最大値付近の解像度を得ています。また、光源が弱くても十分な光度が得られているため、光が与える細胞への損傷や蛍光減衰が極力抑えられます。
Lumascopeは日々顕微鏡を使用する科学者によって考案、デザインされました。そのシステムは極限までシンプルに設計されており、高解像度画像での観察を実現しながらも、優れた汎用性を有し、コンパクトで使いやすく、これまでの顕微鏡では考えられない丈夫な構造です。
Lumascopeによる画像撮影例
動画での撮影例
Lumascopeはお使いのコンピューターとUSBで接続して使用するため、画像、タイムラプス、動画も簡単に記録できます。低コストで、青色・緑色・赤色の3色蛍光イメージングが可能で、様々な観察用途にご使用いただけます。
卵母細胞の成熟過程における殺虫剤の影響について
Xiang-Shun Cui 氏他曰く、”フィプロニルは、ブタの卵母細胞の生体内での成熟期に、アポトーシスや細胞周期の進行停止を促進します。”
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10495-019-01552-w
使用例
非常にコンパクトなので、インキュベーター、安全キャビネット、ワークステーションなどの限られたスペースでの作業が可能で、モデルにより、外部からのリモート操作、イメージモニタリングが可能です。
自動ステージ
Lumascopesは、手動XYステージ、または自動ステージを備えており、汎用のマイクロプレート、フラスコ、ディッシュ、カスタムラボウェアに対応しています。
観察例
ライブセルイメージングや細胞増殖、コンフルエンス・細胞移動、創傷治癒、トランフェクション効率の決定など、様々な観察用途にご使用いただけます。
ソフトウェア
USBで画像をコンピュータに直接送信するLumaviewソフトウェアが付属しているため、オンボードでの画像保存、処理が不要になり、コンパクト化を実現しました。 Lumaviewは、数秒、数分、数時間、または数日にわたるタイムラプス観察を可能にし、ライブビデオは毎秒最大30フレームで録画が可能です。