蛍光顕微鏡 用語集
蛍光顕微鏡
蛍光顕微鏡とは、観察対象物に励起光を当て、その際に対象物から発生する蛍光を観察する顕微鏡。
蛍光顕微鏡を英語で表すと、fluorescence microscope。
明視野顕微鏡
透過光などの光で観察対象物を照らし、その光の干渉を用いて対象物を観察する顕微鏡。
位相差顕微鏡
透明な観察対象物などを光の回折・干渉を利用して、明暗のコントラストをつくり、対象物を観察する顕微鏡。
位相差
屈折率の違いを密度の違いに変換し、透明な観察対象物を観察する方法。
3色蛍光顕微鏡
緑色蛍光、赤色蛍光、青色蛍光の3種を観察できる蛍光顕微鏡。
スライド
観察対象物を入れるガラス製のホルダー。
タイムラプス
複数の静止画をつなぎ、動画にする撮影方法。
X-Yステージ
位置決めの際に、X軸(左右)の方向とY軸(縦)方向に動くステージのこと。
フィルタ
コンデンサーのすぐ下の光路に円形の透明なガラスやプラスチック片を挿入し、観察対象物を通過する光の色、強度を変更します。
CMOSセンサー
光を電気信号に変換するセンサーです。従来はCCDセンサーがよく使用されてきましたが、CCDセンサーに比べ消費電力が低く、読み出しスピードが早いという特徴をもっています。
ライブセルイメージング
細胞を生きた状態のままで観察する方法。
BFP-Blue Fluorescent Protein
青色蛍光タンパク質 - 光によって励起し、青色のスペクトル範囲で蛍光を発するタンパク質。 細胞生物学で広く使用されています。
DAPI
DAPIは、DNAと結合する青色蛍光色素です。青色蛍光観察に用いられます。
GFP-Green Fluorescent Protein
緑色蛍光タンパク質 - 光によって励起し、緑色のスペクトル範囲で蛍光を発するタンパク質。細胞生物学で広く使用され、緑色蛍光に用いられます。
mCherry
mCherryは、赤色蛍光に用いられる赤色蛍光タンパク質。
蛍光顕微鏡の使い方
蛍光顕微鏡Lumascopeはインキュベーター、安全キャビネット、環境制御ワークステーションなどの限られたスペースの中で使用できる小型蛍光顕微鏡です。
お使いのコンピューターとUSBで接続するだけで、静止画、タイムラプス、動画を簡単に保存できます。
数分でセットアップでき、即座に使用可能です。セットアップ後のメンテナンスも基本的に不要です。最新LEDの光学設計により操作性・メンテナンスを簡素化、使いやすさを実現しました。
蛍光顕微鏡の使用例
蛍光顕微鏡Lumascopeは、優れた感度、解像度、ゼロピクセルシフトを備えた、半導体光学の新しいコンセプトで設計された、倒立型小型蛍光顕微鏡です。
そのコンセプトのデザインにより、インキュベーター、ドラフトチャンバー、安全キャビネット、環境制御ワークステーションなどの限られたスペースの中でも使用でき、お使いのコンピューターとUSBで接続するだけで、静止画、タイムラプス、動画を簡単に保存できます。
最新LEDの光学設計により操作性・メンテナンスを簡素化、使いやすさを実現し、幅広いラボウエアでのライブセルイメージングを可能にします。
また、USBによる電源供給により、屋外での観察も可能となっております。
蛍光顕微鏡の撮影例
Lumascopesは、従来の高価な顕微鏡に匹敵する高解像度画像を観察できるコンパクトな倒立型蛍光顕微鏡です。日々顕微鏡を使用する科学者によって考案、設計され、高解像度の蛍光観察画像を得ることができます。
蛍光顕微鏡のソフトウェア
蛍光顕微鏡Lumascopesには、2つのソフトウェアがあり、個々の画像のキャプチャ、3色蛍光や1色蛍光、位相差などの合成画像、タイムラプスシリーズおよびタイムラプスビデオへの編集、ライブビデオ、2D + Timeデータセットの分析など、様々な機能を持ち、細胞観察を容易にします。