Organomation
12ポジション N-EVAP 窒素エバポレーター
Organomation 12ポジションN-EVAP 窒素エバポレーターは、最大12個のサンプルを同時に蒸発させることができるコンパクトなユニットです。各サンプルポジションでは、ニードルバルブによりガス流量を制御することが可能です。
蒸発終点が異なるサンプルの同時蒸発に最適です。サンプルトレイにはスプリングテンショナーが装備されており、10~30mmの試験管であれば、装置を改造することなく処理することが可能です。また、オプションの小型サンプルホルダーを使用すれば、外径5~16mmのサンプルを処理することができます。
1959年にMeyer N-EVAPとして発表されたOrganomation 12ポジションN-EVAP(カタログ番号:11155)は、Organomationが最初に作った窒素ドライヤーです。この製品は、Organomation N-EVAPシリーズの中で、耐久性に優れ、時間をかけて検証された、非常に手頃な価格の製品です。12ポジションN-EVAPは、加熱されたウォーターバス内で窒素ガスを適用することにより、サンプルバイアルの濃縮を制御します。N-EVAPの円形回転設計により、各サンプルは装置の前面からアクセスでき、挿入と取り出しが簡単に行えます。クロムメッキされたニードルバルブは、無垢の真鍮から個別に削り出され、窒素ブローダウンの正確で均一な調整を可能にしています。これにより、窒素の無駄を省き、効率的で安全なサンプル回収を実現します。





特徴
コンパクト設計
コンパクトな設計で様々な研究室で使用可能。
柔軟性
調整可能なサンプルホルダーデザインは、様々なサンプルチューブやバイアルを一度にフィットさせることができます。
カスタマイズ可能
酸性溶媒や可燃性溶媒、熱や水に敏感なサンプルなどを使用するためのオプションが用意されています。