今月のセルスケールニュースは大阪大学のお客様の論文や、BioTesterを使用しているDr. Chung-Hao Leeのコレクションシリーズ、セルスケールからのお知らせ等々、内容が盛りだくさんです。お楽しみください。
3点曲げ測定方法での3次元組織収縮力測定
大阪大学の劉莉先生と、澤芳樹先生のチームは、ヒトiPS細胞由来心筋細胞からの3次元組織(SOTR= self-organized tissue rings)の形成を急速に促進させるプラットフォームを完成させました。リエントラント・ウェーブを使い細胞を刺激して成熟させる、チームの発見は、ティシューエンジニアリングやドラッグデリバリーにおける、ヒトiPS心筋細胞の活用への飛躍的な進歩となりうるでしょう。
セルスケール社のマイクロテスターが、3次元組織(STOR)の収縮力測定のため、3点曲げでの測定で使用されました。さらに読む
使用されたCellScaleの装置: MicroTester 論文詳細はこちら: https://bit.ly/2VNmPtT
マイクロニードルの浸透力と収縮力の測定
University of Nebraska-LincolnのDr. Ali Tamayolと研究チームは、創面環境の奥深くの層まで薬を浸透させる、装着可能でプログラミングのできる包帯を製作しました。
これにより、創傷の上に形成されたバイオフィルムが局所的抗生物質による治療を妨げている慢性的な傷に苦しんでいる患者を助けることができます。
このマイクロニードルアレイの挿入および取外しの力を調べるため、セルスケール社のユニバートが使用されました。(上記写真参照)さらに読む
使用されたCellScaleの装置:UniVert 論文詳細はこちら: http://tamayol-lab.weebly.com/
コレクション:Dr. Chung-Hao Lee
オクラホマ大学のDr. Chung-Hao Leeの心筋血管生体力学モデリングや組織学に関する14の論文コレクションをご紹介いたします。
全ての論文でBioTesterが使用されており、こうした素晴らしい研究に参加できることを光栄に思います。論文集はこちらから
セルスケールで楽しみましょう。
セルスケール社の機器の限界を広げるべく、新しいことにトライ。
Matt BrunstingはUniVertを家に持ち帰り、日用品でテストをしてみました。
今のところ挑戦したのは下記の2つです。
最後にセルスケール社長、Calebのコラムです。
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