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[ホルモン分析] サンプル前処理 水族館の海洋生物

  • Orange Science
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

生物試料のサンプル前処理(濃縮)に!!

Organomation社 窒素ブロー・エバポレーター導入事例




アメリカのミスティック水族館はコネチカット大学と連携して、海洋生物のホルモン分析を行っています。対象はシロイルカ、セイウチ、アフリカペンギンなどで、組織サンプルから有機溶媒(メタノール、酢酸エチル)を使ってホルモンを抽出しています。


これらの溶媒は行っている分析評価では適合しないので、サンプルの溶媒除去後に分析を行います。


この溶媒除去で使用されているのが、Organomation社の窒素ブロー・エバポレーター N-EVAP2台。なんと1台は、1950年代のN-EVAPを今でも使用しています。いかに耐久性に優れた製品かお分かりいただけますね。


簡単に使用できるこの機器の導入で、より多くのサンプルを処理でき、ラボの処理量が劇的に上がりました。





N-EVAPは異なるサイズの容器を同時に処理できるので、ラボでは様々なプロジェクトで使い、最近ではクジラの噴気物の前処理でも活用されています。






 

<ご使用の製品>

N-EVAP 12ポジション

窒素ブロー・エバポレーター

(12サンプル同時処理)


N-EVAPは、初期モデルが50年以上も前に製作。初期機種のいくつかは現在でも使用されているほど、驚きの実績と耐久性があります。


サンプル外径は10-30mmまで、オプション使用で5-16mmまで入ります

PFAS分析用のテフロン加工なしモデルもご用意

窒素ガスの供給をサンプル毎に制御可能

ヒーターはWater・Dryのオプション、常温用バスなしも



 

<その他の製品>

MULTIVAP 9ポジション

窒素エバポレーター




最大100mLまでの大容量サンプルの蒸発に


外径50mmのビーカー9個付属

常温またはドライブロック(30-120°C)

ガス流量は3列ごとに制御できます









 

世界中で信頼性が高く高品質の窒素エバポレーター

ご用命はオレンジサイエンスまで






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