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単離心筋細胞 カルシウム&収縮測定システム 使用論文紹介

  • Orange Science
  • 3月25日
  • 読了時間: 2分


MyoCyte system

単離心筋細胞 カルシウム・収縮測定システム

使用論文紹介



心筋細胞機能においてGタンパク質共役受容体41が果たす役割の特性化


 The FASEB Journal に最近掲載されたこの研究は、心筋細胞における G タンパク質共役型受容体 41(GPR41)の機能的役割を調べたものです。


 論文の著者らは、まず、RNA 局在、qRT-PCR、免疫蛍光染色、ウェスタンブロッティングにより、心筋細胞における GPR41 の発現を示しました。そして、GPR41 アゴニストである酪酸塩が、野生型心筋細胞では用量依存的に細胞短縮と細胞内 Ca2+ 過渡振幅を減少させたが、GPR41 ノックアウト(GPR41-/-)マウスでは効果がなかったことを示しました。さらに、酪酸塩の陰性強心作用は百日咳毒素(PTX)感受性であったことから、酪酸塩がアデニル酸シクラーゼの阻害と cAMP 量の減少を介して SERCA 活性を低下させることが示唆されました。


 この論文では、単離心筋細胞における興奮-収縮カップリングを確実に特性化するための IonOptix 心筋細胞システムの有用性を示しております。あなたの研究室でこのような測定を行うことにご興味があれば、ぜひごお問合せください。





 


MyoCyte system

単離心筋細胞 カルシウム・収縮測定システム




 画像解析による、細胞の収縮、サルコメアの測定、また2波長光源でのレシオメトリックス法による細胞のカルシウム測定(ピーク・速度)が可能です。

 標準モデルから、自動セル検知機能の付いたハイスループットまでございます。下記の表からお客様のニーズに合ったモデルをお選び頂けます。









 


オレンジサイエンスでは、その他にも、様々な装置を取り扱っております。









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