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[研究者の声] マウス 麻酔不要のECG測定


<研究者の声 ご紹介>

ecgTUNNEL(emka TECHNOLOGIES社)

麻酔なし 幼マウスECG測定



メリーランド大学 BioMETセンターで、心臓リサーチアシスタントを務めるキンバリー・ロンダー氏のインタビューの一部をお届けします。



Q: 研究内容は、現実的にどのような意味を持ちますか?


A: 非侵襲のecgTUNNELを使うことで、さまざまな心臓の状態について動物の表現型を調べることができます。この情報をもとに、BioMETチームは、心房細動(AF)のダブルトランスジェニックマウスモデルに対する治療法を開発しています。これらの治療法は、心房細動に苦しむヒト患者に使用できるようさらに開発されることが期待されています。


Q: ecgTUNNELを使用することで、研究のトランスラタビリティーや再現性の向上にどのように役立ちましたか?


A: ecgTUNNELを使用することは、「改善」というよりもむしろ画期的なことでした。麻酔や遠隔測定を使用しない小動物の心電図に関するシステム、出版物、データはほとんど存在しないからです。心電図から得られるデータは、記録前にecgTUNNEL内で適切な順応期間を設けることで、容易に再現可能です。記録は非常にクリーンで、スムージングやフィルタリングは最小限に抑えられています。


Q: 研究室と研究の次の目標は何ですか?


A: 心電図を使って、心房細動やその他の不整脈についてマウスを積極的に表現型化していくつもりです。今後数ヵ月のうちに、マウスの心房細動の負担を減らしたりなくしたりすることを期待して、さまざまな薬剤を投与する予定です。


※インタビューは、emka TECHNOLOGIES社のウェブサイトに2020年に掲載





 

<使用製品紹介>


ecgTUNNEL

非侵襲ECG測定

マウス・ラット・ハムスターなど小中動物用







<特長>

・外科手術や麻酔は必要ありません

・マウスモデルは15-60g、ラットモデルは300-1100gまで対応

・ECG最大6リード取得




ベースにある4つの電極パッドに動物の足が触れることでECGを測定

測定装置とパソコンの接続は USBケーブルだけ





 

さらに 呼吸測定とネビュライザー暴露もできます

(オプション追加※)







 






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