[論文紹介] ECG測定 不整脈 ブタ 埋込型テレメトリー
- Orange Science
- 3月28日
- 読了時間: 2分
海外論文紹介
ブタのECGと活動量測定に
emka TECHNOLOGIES社の
無拘束・埋込み型テレメトリーインプラントが使用されました
Selvakumar, D., Clayton, Z.E., Prowse, A. et al.
Nat Cardiovasc Res 3, 145–165 (2024).
「多能性幹細胞由来心筋細胞移植片の細胞異質性は、治療可能な不整脈とメカニズム的に関連している」

※ 図は一部を抜粋
Copyright © 2024, The Author(s) under a Creative Commons Attribution 4.0 International License http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
ヒト多能性幹細胞由来心筋細胞(PSC-CM)が、障害を受けた心臓や疾患のある心臓を再筋肉化できることは前臨床試験で確認されており、現在世界中でいくつかの臨床試験が計画されています。
しかし臨床応用にはまだハードルがあり、最も懸念されるのが心筋内PSC-CM導入後に生じる心室性不整脈(EA)に関するものです。
研究では、心筋梗塞・PSC-CM移植のブタモデルを用い、EAがPSC-CMおよび移植片における細胞異質性とメカニズム的に関連していることを示しました。
取得されたデータは、現在のPSC-CM生成および/またはPSC-CM選択プロトコルに修正を加えることにより、EAを予防できる可能性があることを示唆しています。
この研究では、emka社の製品easyTEL+をブタの左わき腹に作った皮下ポケットに埋め込み、同社のソフトウエアecgAUTOを使いて心拍数・不整脈負荷・加速度計データの半自動定量化を行いました。
<製品紹介>
埋込み型テレメトリーインプラント
1Kg 超のイヌ・サル・ブタなど大動物用
送信機 (easyTEL+ L_ETA)
<測定項目>
ECG / EEG / EMG / EOGのいずれか1ch・体温・活動量
バッテリー寿命 150日 (連続使用)
血圧・マルチバイオポテンシャル測定ができるインプラントもあります
<システム構成例>
※ご使用には送信機に加え、受信機やデータ解析用システム一式が必要です
呼吸器学会出展のご案内 / オレンジサイエンス
2025年4月11日(金)~13日(日)
会場:東京国際フォーラム
ブース:#39
是非、弊社ブース(#39)へお越しください!