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[論文紹介]がんモデルマウス心機能 非侵襲ECG測定


海外論文紹介

マウスの非侵襲ECG測定に

emka TECHNOLOGIES社製品が使用されました



 

Gams, A., Nevarez, A., Perkail, S., Venegas, A., George, S. A., Efimova, T., & Efimov, I. R. (2023)

Physiological Reports, 11, e15672. https://doi.org/10.14814/phy2.15672


「膵臓がんと肝臓がんのモデルマウスでのがん関連心臓合併症のジェンダー差のエビデンス」




© 2023 The Authors. Physiological Reports published by Wiley Periodicals LLC on behalf of The Physiological Society and the American Physiological Society.

Under a Creative Commons Attribution 4.0 International License


 

がんの生存率の上昇は心拍変動(HRV)の上昇と関係しており、また拍動間の高変動は不整脈の発症とも関わっていると、これまでの研究で示されています。この研究では腫瘍負担が心臓に及ぼす影響を理解するため、非侵襲でマウスのECGをモニタリングしました。


その結果、腫瘍負荷とHRVの間には潜在的な関係があると示され、特にメスのマウスではポアンカレプロットでの分散が大きく、高いパワースペクトル密度(PSD)痕跡が見られました。


これにより、がんに関連した心拍(HR)変調には性差があり、メスのマウスでは中央値HRが低く、HRVが高いことが明らかとなりました。性差の考慮が必要ですが、HRVはがんのバイオメーカーとして有用と示唆されました。





 

<使用製品紹介>


ecgTUNNEL

マウス・ラット 非侵襲ECG測定




<特長>

・外科手術や麻酔は必要ありません

・ECG(最大6リード)とオプションで呼吸の測定も可能

・マウスモデルは15-60g、ラットモデルは300-1100gまで対応




 

<ウェビナー開催のお知らせ>

emka & SCIREQ社 および The 3Rs Collaborative 主催




「in vitroとex vivoの予測モデルを用いて医薬品開発の効率を最大化する」

2024年10月29日 10-11時(EST/米国東部標準時)



 






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