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[論文紹介] マウス 電子タバコ依存研究 吸入暴露装置 inExpose


海外論文のご紹介

SCIREQ社のinExpose

コンパクトな 鼻部 吸入暴露装置使用



Shipman, J.G.; Onyenwoke, R.U.; Sivaraman, V. Vaping-Dependent Pulmonary Inflammation Is Ca2+ Mediated and Potentially Sex Specific. Int. J. Mol. Sci. 2024, 25, 1785.


「電子タバコ依存性の肺炎症はCa2+が介在し、性特異的である可能性がある」


SCIREQ社の暴露装置を使いマウスへ電子タバコの鼻部暴露を行うことで、生物学的に関連性の高い電子タバコモデルを確立できました


 




鼻部暴露装置でオスとメスのマウスに電子タバコを2週間吸わせ、さらに電子タバコによる肺疾患と損傷の予防として2-APB(カルシウムシグナル阻害剤)を投与。2週間後、マウスをリポ多糖(LPS)に暴露して細菌感染を模倣しました


電子タバコはオスメスともに、LPS後に肺の疾患負荷を悪化。フローサイトメトリー、サイトカインおよび病理組織学的分析の評価により、メスはオスに比べて電子タバコを吸った後に好中球と炎症性サイトカインの増加を示しました


この炎症負荷の増加は、カルシウムシグナル阻害によって抑制されたことから、性別に依存した形で、カルシウム調節異常が電子タバコによる肺傷害に関与している可能性が示唆されました






 

<使用装置紹介>

inExpose(インエクスポーズ)

鼻部暴露タワー マウス12匹用

※論文画像は 一段6匹用です




四方35㎝と小型で、実験台上やドラフトチャンバー内で使用可能

内部容積が小さく、貴重な化合物の希釈も最小限に抑えることができます



<対象動物>

・マウス・ラット・ハムスター など



<様々な暴露源で使用可能>

・エアロゾル・混合ガス

・タバコ煙・ドライパウダー







 


<基本システム>

・ポンプとベースユニット

・制御用 ソフトウエア(flexiWare)




<暴露プラットフォーム 例>

※基本システムに追加し使用



マウス用鼻部暴露タワー (1段6匹×2)



マウス用全身暴露チャンバー(16匹)



自動 喫煙ロボット(タバコ24本)

1本毎や eシガレットタイプもご用意



エアロゾル

(ネビュライザー取付)



ドライパウダー発生装置(右:ラット4匹用 鼻部暴露ユニット)






 

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