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膠芽腫における細胞運動性

ウェビナー開催日:2023年8月8日

米国フロリダ州ジャクソンビルにあるメイヨークリニックのリサーチアソシエイトであるナタネル・ザルコ博士は、脳腫瘍研究、特に膠芽腫(GBM)の生物学を専門とします。メキシコのUABJOで化学薬学生物学の学士号を取得し、メキシコシティのCINVESTAVで細胞分子神経生物学の修士号と博士号を取得。


現在、ザルコ博士の研究は、神経幹細胞(NSCs)を収容する重要な神経発生ニッチである脳室下帯(SVZ)とGBMの相互作用の探求に焦点を当てています。研究では、膠芽腫幹細胞がSVZや他の脳領域にどのように侵入するかを掘り下げています。ウェビナーでは、癌細胞の脳内拡散における細胞遊走の重要性と、より生理学的なモデルを開発することでこのプロセスの制御を理解し、最終的に新規治療薬の設計につなげる方法について議論します。


このウェビナーでザルコ博士は次のことを話します:


  • 特に膠芽腫に焦点を当て、脳腫瘍の特徴を要約する。

  • 癌の進行と予後における細胞移動の重要性を説明する。

  • 癌細胞の移動を研究するための実験的腫瘍モデル開発の必要性を検討する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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