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神経発達障害/自閉症モデルにおける聴覚処理とフィルタリングの障害

ウェビナー開催日:2024年7月9日

ラットモデルを用いた健康状態および神経発達障害における聴覚誘発行動と認知機能の研究で20年以上の経験を持つ著名な科学者であり電気生理学者であるシュミット博士をお招きし、洞察に満ちたウェビナーをご覧ください。ドイツのテュービンゲン大学で学んだシュミッド博士は現在、カナダのロンドンにあるウェスタンオンタリオ大学シューリッヒ医科歯科学部の教授兼副学部長を務めています。


シュミット博士の研究は、感覚情報処理と感覚フィルタリングの基礎となるシナプス機構、および神経発達障害のげっ歯類モデルにおいてこれらの機構がどのように変化するかに焦点を当てています。また、心理学者や精神科医との共同研究を通じて、齧歯類の研究が直接ヒトの研究に応用されることもあります。


彼女の研究室では、in vivoおよびin vitroの電気生理学、定位脳手術、電極やカニューレの慢性移植、光遺伝学・化学遺伝学、神経薬理学、認知行動テスト、ラットの組織学的・免疫組織化学的・分子生物学的分析など、幅広い方法を用いています。


学習目標


  • メンタルヘルス研究における動物モデルのトランスレーショナルバリューを理解する。

  • トランスレーショナルリサーチにおける感覚系の研究の重要性を認識する。

  • 動物モデルと臨床集団における聴覚処理の評価方法を学ぶ。

  • 自閉症に関連する感覚障害を特定する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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