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精密切断肺スライス(PCLS)モデルを用いた肺の発生と再生の研究

ウェビナー開催日:2024年2月6日

ディーン博士はインペリアル・カレッジ・ロンドンの国立心肺研究所で、肺の発生と修復を専門とする研究グループを率いています。彼らの使命は、肺の発生と疾患の類似性を利用して肺疾患の病理生物学的洞察を深め、革新的な再生・修復戦略を開拓することです。特に、遺伝子変異や、汚染物質や喫煙に繰り返しさらされることによって修復が妨げられるような場合に、損傷した肺を回復させる再生生物学の可能性を探求しています。ディーン博士の研究の中心は肺胞生物学であり、出生後の肺の発達と修復メカニズムの研究を進めるために、精密切断肺スライスなどの最先端のツールを開発しています。


このウェビナーでは、ディーン博士が以下のことを行います:


  • 肺発生に関与するプロセスを解明する上で、肺切片のライブイメージングの重要性を要約する。

  • 酸傷害・修復モデルの主要原理と構成要素を説明し、肺の修復と再生の研究における関連性を理解する。

  • ウェビナーで議論された技術や方法を応用して、生体外の肺スライスでフロックス対立遺伝子の組換えを達成するプロセスを実演する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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