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成体脳スライスにおけるパッチングの10年を振り返って

ウェビナー開催日:2021年3月22日

ジョナサン・T・ティン博士はアレン研究所のアシスタント・インベスティゲーターで、ヒト細胞タイププログラムに電気生理学の専門知識を提供し、ヒト生体外脳スライドを用いた機能アッセイを開発するために2013年に入社しました。パッチクランプ電気生理学において15年以上の経験を持ちます。デューク大学およびマサチューセッツ工科大学(MIT)のマクガバン脳研究所での博士研究員時代には、精神疾患の神経回路基盤を研究し、現在、オプトジェネティクスを含む神経系研究に広く用いられているトランスジェニックマウス系統をいくつか開発し、その特性を明らかにしました。


このウェビナーでは、ティン博士が10年にわたる成体脳スライスへのパッチ療法の経験を振り返りまする。内容:


  • 脳スライスプロセスにおいて、どのステップが最も重要か、またその理由は何かについて議論する。

  • 従来のスライスソリューションや方法論に疑問を投げかける。

  • 彼の経験と研究に基づいたヒントとコツを提案する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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