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Compresstome® ビブラトームを用いたアメリカ栗と中国栗の組織学的調査

ウェビナー開催日:2024年6月11日

米国農務省森林局北部研究所のアンドリュー・グルーバー博士の研究室に所属するORISE研究員、グレース・ジア氏をお招きしてウェビナーを開催しました。グレースはバーモント大学で野生生物学の学士号を取得後、タフツ大学で生物学の修士号を取得し、豊富な専門知識を持っています。グルーバー研究室では、遺伝学的およびゲノム学的ツールを活用して樹木の成長と生理学を解明することに重点を置いています。プロジェクトには、乾燥ストレスに応答する木材形成の遺伝的制御の研究、木材形質を研究するためのプロテオミクス的アプローチの開発、侵入樹木病原体との闘いなどがあります。このウェビナーでは、グレースがグルーバー研究室のアメリカクリの木と木本植物組織の分析に関する研究を紹介します。


学習目標


  • アメリカクリにおける病原性真菌Cryphonectria parasiticaの増殖と相互作用を理解する。

  • 振動ミクロトームを用いて適切な断面を得る方法を要約する。

  • アメリカ栗と中国栗の細胞解剖学的または形態学的特 徴を観察する方法を探り、議論する。

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

組織切片作製

Precisionary ビブラトーム(振動式ミクロトーム)

Precisionary ビブラトームは細胞や組織の切片を特許取得済みの圧縮技術によりビビリなしで作製し、急性組織上の多くの生存細胞を維持します。

  • 従来のビブラトームの5倍の速さで切開し、ブレードを組織に当てる時間を短縮し、より良い切開を実現

  • Auto Zero-Zテクノロジーにより、Z軸のたわみを1 µm未満に低減

  • 高周波振動メカニズムにより、ビビリマークを低減または除去

  • 持ち運びに便利な軽量設計

  • 完全自動化:切開+厚み調整

  • 360度のアガロース包埋により、切断プロセス中に組織を安定化

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