STREX
一軸伸展観察用装置(顕微鏡モデル)ST-1500
二軸性伸展観察装置(顕微鏡モデル)ST-1900
オレンジサイエンスは、STREX社から製品の販売・サポートを委託された国内販売窓口です
一軸伸展観察用装置(顕微鏡モデル) ST-1500
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培養中の細胞を伸ばすことが可能; 顕微鏡のセットアップに互換性があり、培養液中で増殖する細胞に応力負荷を加えることにより機能します。
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伸展前後のイメージングを可能にしながら、単一のチャンバー内の細胞を一方向に同時に伸展します。 10倍の倍率でリアルタイムイメージングが可能です。
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64通りのプログラムされた伸展パターンにより研究者の貴重な時間を節約し、驚くほど簡単に実験が始められます。
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システムの機械的ストレッチユニットは顕微鏡上部のインキュベーター内で動作し、コントロールユニットとビデオ出力は外部に配置されます。
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チャンバーの両側からの伸展により、細胞がリアルタイムで10倍の倍率での表示領域内に留まることができるようにします。最大解像度(最大40倍)で画像をキャプチャするには、モーターを一時的にオフにする必要があります。



一軸伸展観察用装置(顕微鏡モデル) ST-1500
ST-1500 – メインユニット
ST-1500 – コントロールユニット
Mounted ST-1500 クロースアップ
システム概要
メインユニット: ニコン、オリンパス、ツァイス、ライカの顕微鏡と互換性があります。必要なステージアダプターを構築するには図面が必要となります。
コントロールユニット:メインユニットを作動させて、1つの細胞培養に必要な伸展パターンを実装します。
注:コンピューター/モニターを介したビデオ出力は提供されてい ません。 STREX社はこれらを販売していません。
システム仕様
ST-1500:1cm²のチャンバーを使用しています。
伸展パターン:最大64パターン。最大30 %までの伸展率の高速およびシングルストレッチパターンに関してはカスタム価格でご利用いただけます。
伸展方向:一軸
互換性のあるストレッチチャンバー:STB-CH-0.02
専用チャンバー: 培養面(伸展面)は1㎠ありますが、全体を伸展させてしまうと、伸展・収縮時に細胞を見失ってしまいます。そのため、2枚のカバーガラスを200µm間隔でチャンバーに貼り付け、細胞面(伸展面)を狭め、シングルセルの観察を容易にします。※赤点の箇所。

ガラスプレート取付装置:2つの吸引口の間に、200µmの厚みの板がありますので、2枚のガラスプレートを載せ ることにより、2枚のガラスプレートには200µmの隙間ができます。その上に、専用チャンバーを載せると、ガラスプレートが張り付きます。



二軸性伸展観察装置(顕微鏡モデル) ST-1900
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培養中の細胞を伸ばすことができます;顕微鏡のセットアップに互換性がある場合、培養液中で増殖する細胞に応力負荷を加えることによって機能します。
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伸展前後のイメージングを可能にしながら、単一のチャンバー内の細胞を一方向または二方向に同時に伸展します。
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システムの機械的伸展ユニットは顕微鏡上部のインキュベーター内で動作し、コントロールユニットとビデオ出力は外部に配置されます。
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64通りのプログラムされた伸展パターンにより研究者の貴重な時間を節約し、驚くほど簡単に実験が始められます。
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双方向ストレッチパラメータが含まれていますが、一軸ストレッチによる伸展刺激も可能です。

ST-1900 – メインユニット
システム概要
メインユニット: ニコン、オリンパス、ツァイス、ライカの顕微鏡と互換性があります。必要なステージアダプターを構築するには図面が必要となります。
コントロールユニット:メインユニットを作動させて、1つの細胞培養に必要な伸展パターンを実装します。
注:コンピューター/モニターを介したビデオ出力は提供されていません。 STREX社はこれらを販売していません。

ST-1900 – コントロールユニット
システム仕様
ST-1900:XY双方向ストレッチ用に設計された4cm²のチャンバーを採用
伸展パターン:最大64パターン。高速ストレッチ用のカスタムパターンを購入できます。
伸展方向:二軸伸展ですが、一軸伸展も可能です。
互換性のあるストレッチチャンバー:STB-CH-04-XY
専門的な伸展装置を用いての細胞伸展・物理状態のシミュレート
生きている細胞はダイナミックな物理学的な環境に存在し、様々な機械的な刺激により変化します。
例えば、心筋細胞、上皮細胞、平滑筋細胞それに骨細胞等の細胞は、常に伸展を行っています。
細胞は、機械的受容体と呼ばれる受容体とチャンネルを通して、その機械的環境を把握しており、接着、増殖、運動、形態または人工物の変化による刺激に反応します。しかしながら、自然下でこれらの刺激に取って代わる物が試験管内分析にはありませんが、STREX社製の細胞伸展装置は、特殊なPDMSストレッチチャンバーに細胞を接着させ、それを伸展させることにより、培養細胞に機械的に刺激を加える事ができます。STREXでは、生産性の高い長期間の伸展刺激モデルと、倒立顕微鏡にセットして使用できる生細胞イメージングモデルがあります。
細胞伸展刺激培養装置の特徴
均一な負荷
伸展軸に対して、全ての細胞にほぼ均一な負荷を掛け(5%以下の変動性)、高い再現性を実現します。しかしながら軸方向と異なる二次的負荷は極端に少なくなります。
高い再現性
高精度のトルクモーターにより、伸展ユニットを様々な速度と伸展率で動かすことが可能です。この挙動の安定性と優れた特徴 のシリコンフィルムチャンバーにより、伸展速度と伸展率に関わらず再現性の高い機械的伸展を実現しています。
幅広い伸展パターン
各8通りの伸展率と伸展周期の設定により、計64の伸展パターンのプログラムが設定可能となります。追加オプションで高速や高い伸展率等のカスタム伸展パターンも対応可能です。
特殊なストレッチチャンバー
STREX製品のために開発された、シリコンPDMSチャンバーは、細胞接着や蛍光イメージング等、様々な分析技術を促進します。